2日、ロンドンで授賞式が行われたオリビエ賞では9部門にノミネートされ、「作品賞エンタテインメント部門」や「演出賞」など、合わせて6部門で賞を獲得しました。
このうち、舞台の衣装を手がけたデザイナーの中野希美江さんは「衣装デザイン賞」を受賞しました。
脚本を担当したトム・モートン=スミスさんは「この劇を作るために集まったコミュニティー。1人人1人の関与。このような協力関係は見たことがない。それに関われたことは、大変名誉で光栄だと思います」と話していました。
宮崎監督の「となりのトトロ」は、豊かな自然に抱かれて暮らす姉妹が、不思議な「いきもの」と出会い交流を深めていく物語で、1988年に公開されて以降、大きな人気を集めてきました。
舞台化は、映画で音楽を担当した久石譲さんが提案し、宮崎監督が快諾したことで実現したということです。