自殺をなくしたいと考えているNPOは、インターネットで使う「SOSフィルター」を作りました。「SOSフィルター」には、悩んでいる子どもが調べそうなことばが4800ぐらい入っています。
子どもが、自殺やいじめ、虐待などに関係したことばを調べると、相談できるところが自動で画面に出ます。「気持ちを書いてみる」とか「保健室に行ってみる」など、気持ちが落ち着く 方法も出ます。
このNPOは、学校などが無料で使うことができるようにしました。学校が子どもたちに渡しているパソコンなどで使ってほしいと言っています。
NPOの人は「悩んでいる子どもは、周りの人に助けてほしいと言うことができなくて、インターネットで調べていると考えてください。子どもを助けるために、役に立ててほしいです」と言っています。