中国でガス気球に乗って松の実を収穫していた男性がコントロールを失い、2日間にわたって300キロ以上風に流される出来事がありました。気球は森に着地し、男性は無事に発見・救助されました。
名字をフーさんという当該の男性は4日、中国北東部の黒竜江省海林で同僚1人と共に作業していた際、気球のコントロールを失いました。同僚は無事に気球から飛び出したがフーさんは機会を逃し、そのまま風に流されていきました。
その後は行方が分からなくなりましたが、携帯電話の信号を頼りに救助隊が捜索に当たり、現地時間の6日午前9時にフーさんを発見しました。救助隊には警察や消防から500人以上が加わりました。
発見されるまでは寒さと空腹に苦しんだというフーさんでしたが、腰に軽いけがを負った以外はほぼ無傷でした。