きょうも美爆音が鳴り響く
習志野の応援と言えば「美爆音」。
全国屈指の吹奏楽部を中心とした大迫力の応援は、SNSでも話題にのぼり、野球部はここまで優勝候補の星稜を破るなど快進撃を続けてきました。
きょうの試合でもその美爆音は健在でした。
美爆音を受け初の決勝進出
1点を追う7回は、ランナー三塁の場面で9番の小澤拓海選手。
「応援が後押しになった」とセンターに同点のタイムリーヒット。スタンドはお祭り騒ぎになります。
さらに続く8回は、櫻井亨佑選手のソロホームランで勝ち越し、なおもチャンスでキャッチャーの兼子将太朗選手。
「応援があるから自信を持って打席に入れる。あの場面は気合いが入った」
5点目となるレフトへのタイムリーヒットを打って明豊を突きはなし、初の決勝進出につなげました。
千葉県勢初の優勝まであと1勝
キャプテンの竹縄俊希選手は、試合後、応援への感謝の気持ちを述べました。
「応援の力が本当に力になっている。遠くからかけつけてくれるOBの方もいて習志野のつながりを強く感じる。何としても結果で恩返ししたい。決勝では自分たちの野球を貫いていきたい」
優勝すれば千葉県勢では初めて。
「美爆音」の応援を力に変えて習志野が決勝に挑みます。