戦艦大和が
鹿児島県沖で
沈没してから74
年となる
7日、
広島県呉市で、
遺族などが
参列して
追悼式が
行われました。
戦艦大和は
昭和20
年4月7日、
鹿児島県枕崎市沖でアメリカ
軍の
攻撃を
受けて
沈没し、
乗組員3056
人が
亡くなりました。
沈没から74年となる7日、船が建造された呉市にある旧海軍墓地で追悼式が行われ、遺族などおよそ400人が参列しました。
1分間の黙とうに続いて、元乗組員の廣一志さん(95)が「日本の繁栄と世界平和に貢献するとともに、亡くなった多くの仲間にかぎりない感謝と哀悼の誠をささげます」と式辞を述べました。
参列した人たちは、桜が舞う中、慰霊碑の前の祭壇に一人一人花を手向けて、乗組員の霊を慰めていました。
夫が乗組員だった東京 大田区の100歳の女性は「ここに来ると涙があふれます。夫のことは今でも毎日、思い出します。とにかく平和であってほしいです」と話していました。