アメリカの
大手IT企業 アップルは、iPhoneやiPad
などを
手がけた
デザイン部門の
トップが
退社すると
発表し、アップルが
今後も
洗練された
製品を
生み出し
続けることが
できるのか
注目が
集まっています。アップルを
退社するジョニー・アイブ
氏は、1992
年に
工業デザイナーとして
入社し、1996
年から
デザイン部門を
指揮し、iPhoneや、タブレット
端末のiPad、
ノートパソコンのマックブック
など、
主力製品のデザインを
手がけてきました。
2015年からはデザイン部門のトップを務めてきましたが、アップルによりますと、年内に退社してデザイナーとして独立するということです。
一方で、その後もアップルを顧客として仕事を請け負うとしています。
クックCEOは「アイブ氏はデザインの世界で唯一無二の存在で、アップルはアイブ氏の役割がなければ再生できなかった」とコメントし、創業者のスティーブ・ジョブズ氏とともにアップルの成長を支えたと強調しています。
発表を受けて、アップルの株価は時間外の取り引きで下落し、アイブ氏が去ったあとも洗練された製品を生み出し続けることができるのか注目が集まっています。