さいたま
市のインターネットカフェで
起きた
人質立てこもり
事件で、
逮捕された
男が
立てこもっていた
個室から、カッターナイフ
など複数の
刃物が
見つかったことが、
捜査関係者への
取材で
分かりました。
警察は
計画的に
持ち込んだとみて
詳しい状況を
調べています。
住所不定・無職の林一貴容疑者(40)は、さいたま市大宮区にあるインターネットカフェで、20代の女性従業員を人質に取って立てこもったとして、18日の夜、監禁の疑いで逮捕されました。
その後の調べで、2人がいた個室からカッターナイフなど複数の刃物が見つかったことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
林容疑者は32時間にわたって立てこもりましたが、警察によりますと、説得を続ける捜査員に対し「ナイフを持っている。警察官が近づいたら女性従業員と一緒に死ぬ」などと捜査員の突入をけん制していたということです。
警察は計画的に刃物を持ち込んだとみて、事件の動機や監禁していた状況について解明を進めることにしています。