テニスの
大坂なおみ
選手が、
来年の
東京オリンピックに
日本代表として
出場する
考えを
固め、
日本国籍を
選択する
手続きを
行ったことを
明らかにしました。
大坂選手は「
日本代表として
東京オリンピックを
目指すのは
格別な
思いです」と
話しています。
世界ランキング
3位の
大坂選手は
今月6日に
北京で
開かれたツアー
大会で
優勝し、
今シーズン3勝目をあげました。
10日は東京 北区のナショナルトレーニングセンターで練習を行い、その後NHKの取材に応じました。
大坂選手は日本とアメリカの国籍を有していますが、インタビューの中で、来年の東京オリンピックに日本代表として出場する考えを固め、法律で定められている22歳となる今月16日の誕生日を前に日本国籍を選択する手続きを行ったことを明らかにしました。
大坂選手は「日本代表としてオリンピック出場を目指すのは格別な思いです。国の誇りのためにプレーすることで、より感情が入ると思います」と話していました。
そのうえでオリンピックに向けては「私は大舞台でいいプレーができるので、東京オリンピックでは自分への期待もあります。周囲からの期待が大きい分不安もあるけれど、自分らしいプレーをして金メダルを取りたいです」と述べて意気込みを示しました。
日本テニス協会によりますと今回の日本国籍の選択で大坂選手は今後行われる国際テニス連盟主催の国別対抗戦にあと1回出場すれば来年のオリンピックに日本代表として出場する条件を満たすということです。