竹原たけはらさんは、学生がくせい時代じだい、ミュージシャンになることを夢見ゆめみながら、ボクシングに打ち込うちこんでいたのですが、実じつは、当時とうじ、同おなじ階級かいきゅうのライバルとして出会であった男おとこが、NHKアナウンサーの中なかにいます。函館はこだて放送ほうそう局きょくの向井むかい一弘かずひろアナウンサーです。

いまでも交流こうりゅうがある古ふるい友人ゆうじんの竹原たけはらさんと向井むかいアナウンサー。

「向井むかいに敬語けいごを使つかわれてもしゃべりづらいし…」という竹原たけはらさんの希望きぼうで、“タメ口ぐち”でインタビューを敢行かんこう。かつて戦たたかったリングの上うえで再会さいかいした2人にんの飾かざらないやりとりから見みえた、竹原たけはらさんの素顔すがおとは。

（取材しゅざい：高市たかいち佳明よしあきアナウンサー）

ボクシング引退いんたい後ごに起おこった異変いへん

（向井むかい）

「ボクサー・竹原たけはら和生かずお」から「竹原たけはらピストル」になるまでの間まが、僕ぼく、唯一ゆいいつ知しらないのね。

（竹原たけはらさん）

そうだよね。ボクシングやめてからはプロミュージシャンになりたいっていう夢ゆめは、ぼや～んとあったけど。

（向井むかい）

その時ときもうあったんだ？

（竹原たけはらさん）

あったあった。中学ちゅうがくぐらいから夢ゆめとして一応いちおうあった。大学だいがくもギター持もってきたぐらいだったから。ミュージシャンになりたいと思おもってたっけってぼんやり思おもって、だけど、具体ぐたい的てきに活動かつどう、行動こうどうに起おこすこともなく、もう部活ぶかつをやめた反動はんどうで仲間なかまと酒さけ飲のんでわいわい遊あそんで、遊あそびまくって、っていう日々ひびをずーず-っと過すごしていて。

（竹原たけはらさん）

大学だいがく4年ねんの夏なつぐらいに友達ともだちと4～5人にんぐらいでね、ドライブしてたのかな。俺おれが助手じょしゅ席せきに座すわってたんだけど、唐突とうとつにね、ざあって血の気ちのけが引ひくような感覚かんかくを覚おぼえて。「やべえ、俺おれ、あれ？何なにこれ倒たおれちゃうの？」っていう不安ふあんに心こころが占領せんりょうされて、何なにか思考しこうがままならなくなって、フワフワしてめまいしてみたいな。

（向井むかい）

こう、意識いしきが遠とおのいていく感かんじなの？

（竹原たけはらさん）

うん。実際じっさいにぶっ倒たおれたことはないんだけど、いかんいかん倒たおれるみたいな、恐怖きょうふ心しんだよね、どっちかっつうと。初はつ対面たいめんの人ひととか、あるいはちょっとそんなに親したしくなくてちょっと対面たいめんしてるときに緊張きんちょうをしてしまうような人ひとと一緒いっしょにいるときになりがち。逆ぎゃくを言いうと、気心きごころ知しれたすごい仲なかいい人ひとといるときっていうのは全然ぜんぜん大丈夫だいじょうぶなの。あとタチの悪わるいことに、酒さけ飲のんでるとき大丈夫だいじょうぶだったの。

（向井むかい）

だんだん、じゃあ“そいつ”に振り回ふりまわされて、ちょっとメンタルもむしばまれていく感かんじ？

（竹原たけはらさん）

うん。グラグラしながらバイトをしたりとか、帰かえってきたら酒さけ飲のんで、飲のみすぎて次つぎの日ひ遅刻ちこくになったりクビになったりっていうのを繰り返くりかえしてグダグダしてて。で、死しにたいとかって思おもったことは1度どたりともないけど、「これずっと続つづくの？」みたいな途方とほうにくれたっつうか、その症状しょうじょうもひっくるめて、「いや、これずっと続つづくの？」みたいな、「こんなん嫌いやだな」みたいなズドーンって落おちてるときに、いきなりポコンって電話でんわかけてきたのが濱はま埜。

転機てんきとなった電話でんわ、取り戻とりもどした自信じしん

原因げんいん不明ふめいの不調ふちょうに苦くるしんでいた竹原たけはらさんに突然とつぜん電話でんわをかけてきたのは、大学だいがくで趣味しゅみのバンドを一緒いっしょにやっていた濱はま埜宏ひろし哉（はまの・ひろちか）さんでした。竹原たけはらさんがのちにフォークバンド・野狐禅やこぜん（やこぜん）を組くむことになる人物じんぶつです。

（向井むかい）

濱はま埜くんがなんで電話でんわをしたんだろうっていうね。

（竹原たけはらさん）

い～や、分わかんない。

（向井むかい）

分わかんない？聞きいてきた。

（竹原たけはらさん）

うそでしょ？濱はま埜に？

（向井むかいアナが濱はま埜さんへの取材しゅざいメモを読み上よみあげる）

「俺おれは明確めいかくに一緒いっしょに音楽おんがくをやりたいという気持きもちがあった。それを言いいだすきっかけとして、借かりていたキーボードを返かえしたいって言いって、それを理由りゆうにしてかけたんだ。大学だいがく時代じだいに2人にんで遊あそびで作つくったデモテープがあって卒業そつぎょう後ごそれを地元じもとの旭川あさひかわの友達ともだちと聴きいていて『絶対ぜったいこいつとやったほうがいいよ』って言いわれてた。竹原たけはらがどこにいるかも知しらずにかけた電話でんわだった」

（竹原たけはらさん）

マジ!?えーえ-、そうだったんだ！じゃあ、あいつは、俺おれと音楽おんがくをやろうと思おもってかけてきたってこと？

（向井むかい）

って、言いってた。

（竹原たけはらさん）

これやばいな、それ。すごいね！それ今いま知しるかあ。もっと前まえに知しってれば、もっとあいつのことを大事だいじにしたのに。ワハハ（笑えみ）

でも、やっぱりね、濱はま埜からのあの1本ほんの電話でんわってのは、あれがなかったら、濱はま埜からあの日ひ連絡れんらくがなかったらって想像そうぞうすると、いまだにゾッぞっとはする。

再ふたたび連絡れんらくを取り合とりあうようになった2人にんは「野狐禅やこぜん」を結成けっせい。人前ひとまえでのライブ経験けいけんはゼロでしたが、プロのミュージシャンになることを目指めざします。

（竹原たけはらさん）

やるって決きめたら、1年間ねんかん、必死ひっしこいてやってみようと。できること全部ぜんぶやろうと。「生いきていくってさ」みたいなさ、「生いきていくってどういうことだろうね」みたいな話はなしをしてたことがあって、何なにかこう「1つの目標もくひょう、志こころざしに向むかって全ぜん情熱じょうねつを注ぎ込そそぎこんでこそ、生いきていると言いえるんじゃないかね」みたいなことを、真顔まがおで言いってた時期じきがある。だから、そっくりそのまま野狐禅やこぜんは、そういう思おもいを歌うたうユニットとして生うまれ、続つづいてった感かんじかなあ。「こうじゃいかんだろ！何なにやってんだお前おまえ！」みたいな、てめえにどなり散ちらすような、そんな楽曲がっきょくが多おおかったような気きがして。

（向井むかい）

静しずかに始はじまる曲きょくでも、どこかで必かならずどなってたよ。

（竹原たけはらさん）

ハハハ。

これね、単純たんじゅんなもんでさ、ライブを重かさねれば重かさねるほど、その症状しょうじょうが出でなくなってくるの、また。

（向井むかい）

なんでだろう？

（竹原たけはらさん）

だからさ、弱よわいなりに、成なりゆき上じょうだったけど、ボクシングをやっているボクシング部ぶの竹原たけはらだっていう部分ぶぶんに、すごく自信じしんや誇ほこりを持もってたんじゃないかな。何なにをもって自分じぶんなのかっつうと、ボクシングをやってる竹原たけはらですよって胸むねを張はって歩あるいてたのかなって思おもうわけ。でも胸むねを張はれるものがストーンってなくなって、しかも自分じぶんの体ていたらくでサボさぼりにサボさぼって、自分じぶんで自分じぶんの未来みらいを見みえづらくしちゃって、ズドーンってなったときに濱はま埜から電話でんわがあって。だから俺おれは野狐禅やこぜんのギターボーカル担当たんとうの竹原たけはらだってちょっと思おもえ出だしたのかなって思おもう。

歌うたうたいの原点げんてんは“ドサ回まわり”

「情熱じょうねつをもって生いきろ」と歌うたう野狐禅やこぜんの音楽おんがくは関係かんけい者しゃの目めにとまり、2003年ねんメジャーデビュー。プロのミュージシャンになる夢ゆめを果はたした竹原たけはらさんですが、今度こんどは野狐禅やこぜんの個性こせいが思おもわぬ悩なやみとなります。

（竹原たけはらさん）

東京とうきょう出でました、人生じんせいの経験けいけんを積つんでいくと、こう…「一概いちがいには言いえねえな」って思おもいだすじゃん。心こころにゆとりが出でてくるっていうか。こういう人生じんせいだっていいし、こういう生き方いきかただってあるし、こういうのだってすてきじゃねえかと。確たしかに何なにかに向むかって全ぜん情熱じょうねつを注ぎ込そそぎこむのもそれもすてきなことだけども、「とある一いち例れいじゃない？」みたいな。

なんか…「野狐禅やこぜんはこういうことしか歌うたわねえ2人組にんぐみだ」みたいなこだわりと、自然しぜんと考え方かんがえかたに幅はばを持もっていく、人生じんせいに幅はばを持もっていっちゃう自分じぶんたちと、みたいなので、何なにかよく分わからなくなっちゃった、なんか、しんどくなっちゃって。

2009年ねんに野狐禅やこぜんを解散かいさんした竹原たけはらさんは、その後そのご1人にんで全国ぜんこくの小ちいさな酒場さかばを巡めぐりはじめます。活動かつどうの手本てほんにしたのは、ライブで出会であった先輩せんぱいたちでした。

（竹原たけはらさん）

毎日まいにちのようにこぢんまりとしたお店みせのステージに上あがって、ちょっぴし稼かせいで、また次つぎの町まちへ次つぎの町まちへって、年がら年中ねんがらねんじゅうツアーをして回まわってる、旅たびをして回まわっている歌うたうたいの先輩せんぱい方かたたちと出会であえたのも、そういったお店みせたちなんだよね。その先輩せんぱい方かたは、もう客きゃく何なん人にんだろうが、ゼロだったって、マスターとか相手あいてに歌うたったりする人ひともいらっしゃるしさ。歌うたうたいってそういうもんだっていうのは、その先輩せんぱい方かたに教おそわった。1人にんになってからは特とくに、あの時ときよく前座ぜんざやらせてもらってたあの先輩せんぱいたちみたいな渡り歩わたりあるき方かたがしたいというイメージがあったから選えらんだスタイルでもある。「ドサ回まわり」とかって勝手かってに自分じぶんが言いってただけのことばだけど、ず～っと、旅たびを回まわし旅たびを回まわして。

（向井むかい）

とにかく数かずを重かさねていくっていうことが、できればできるだけいいっていう時代じだいなの？

（竹原たけはらさん）

そう。反省はんせい点てんの残のこらないライブなんかないから、きょうのライブ、あそここうしたらよかったじゃんっていう後悔こうかいが生しょうじたときに、すぐに実戦じっせんで試ためしたがるほうだから、じゃあもうあしたやる、みたいな。あしたあの部分ぶぶんを気きをつけてやってみよう、ほらうまくいった、みたいな、そういうの。こんなとこでも歌うたえるんだみたいな。旅たび自体じたいがすごく楽たのしかった時期じきではある。

年間ねんかん280本ほんものライブを続つづけた竹原たけはらさんは着実ちゃくじつにファンを獲得かくとくし、ついに2度目どめのメジャーデビューを果はたします。41歳さいでNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせんに初はつ出場しゅつじょう。翌年よくねんには、日本にっぽん武道ぶどう館かんでの公演こうえんも成功せいこうさせました。

ボクシングをやめたあと一いち度ど見失みうしないかけた人生じんせいを、竹原たけはらさんは歌うたい続つづけることで取り戻とりもどしたのです。

竹原たけはらピストルの“本質ほんしつ”

インタビュー後半こうはんは、札幌さっぽろのリングからNHKホールに場所ばしょを変かえて、多おおくの人ひとに知しられる存在そんざいとなった今いまの竹原たけはらさんに、歌うたうことに対にたいする思おもいを聞ききました。

（向井むかい）

38歳さいで再さいメジャーデビューして、ことしで10年ねん。アーティストとしての成長せいちょうとか、人間にんげんとしての成長せいちょうみたいなものって、いま振り返ふりかえるとどう自分じぶんで感かんじてる？

（竹原たけはらさん）

えっとね、これもまた直接ちょくせつ的てきな答こたえになってなかったらごめんね。そもそも本質ほんしつとしては、人前ひとまえで歌うたうのが好すきで好すきでたまんないからステージに上あがるんですよ。だから、歌うたう内容ないようなんてどうだっていいんですよ。本来ほんらいね。何なにでもいいの。自分じぶんが作つくった曲きょくでもいいし、カバーでもいいし、何なにでもいいし、その場ばにおいていちばん喜よろこんでもらえそうなやつをやる。「だって俺おれは歌うたいたいだけなんだもん」っていうのが俺おれの本来ほんらいの本質ほんしつ。

だけど、感覚かんかく的てきな話はなしだけど、野狐禅やこぜん時代じだいだけは、それが逆さかさになっていたような気きがして。っていうのは、歌うたいたいことが先さきにあった。

（向井むかい）

あ、はい、はい、はい。

（竹原たけはらさん）

これを伝つたえたいんだ。だからステージに上あがる。ちなみに俺おれもともとステージに上あがって歌うたうのが好すきだったしねっていうふうに、ちょっと順序じゅんじょが逆ぎゃくになってたような時期じきだったと思おもう、野狐禅やこぜんって。

で、そこからいろいろ時じを経へていろんなことを経験けいけんしたり考かんがえたりして、何なん年ねんもの月日つきひがたって今いまに至いたっているんだけど、今いまはすっかり本質ほんしつどおりに戻もどってるんだよね。

（向井むかい）

本来ほんらい思おもっていた自分じぶんの本質ほんしつに。

（竹原たけはらさん）

そうそう。だから歌うたいたいからステージに上あがる、みんなの前まえで歌うたいたいから上あがる。何なにでもいいけどこの曲きょくかなみたいな感かんじでやってるのが今いまかな。

ことし、元日がんじつから日本にっぽんを襲おそった能登のと半島はんとう地震じしん。

被害ひがいの様子ようすを見みた竹原たけはらさんは5日にち連続れんぞくで弾き語ひきがたりのライブをネット配信はいしんしました。そこには、「みんなの前まえで、喜よろこんでくれそうな歌うたを歌うたいたい」という竹原たけはらさんの変かわらない姿勢しせいがありました。

（向井むかい）

今回こんかいの能登のと半島はんとう地震じしんの時ときとか、そこにいる人ひとたちに伝つたえたいことみたいなものはどんなことを考かんがえてやってるの？

（竹原たけはらさん）

うーう-んと、伝つたえたいことか…。

でも、例たとえば、義援金ぎえんきんをみんなで集あつめて送おくろうぜみたいな時ときとかっていうのは、やっぱりその被災ひさい地ちのみなさんに、「俺おれたち応援おうえんしてるし、ふんばってくださいよ」って気持きもちが伝つたわったらいいなって思おもってるし。今いまはそんな余裕よゆうないだろうけれども、もしうまいこと心こころと体からだを休やすめられる時間じかんがあったときに、「あーあ-、あいつなんかやってる」って暇ひまつぶしで見みてもらえたらいいなとか思おもうし。

ときどき、「竹原たけはらピストルの歌うたに勇気ゆうきづけられました」とか、「救すくわれました」とか、そういうことをおっしゃってくださるお客様おきゃくさまもいるけれども、でもやっぱ俺おれは、「いやいや、あなたがあなた自身じしんを何なんらかのきっかけで勇気ゆうきづけること、救すくうことができる強つよさを持もった人間にんげんなんですよ」っていうふうに思おもう。だから、こんな突き放つきはなすようなニュアンスではなしに、仮かりに俺おれの歌うたじゃなくても大丈夫だいじょうぶだったんだよその人ひとはって思おもう。「あなたはちゃんと自分じぶんで自分じぶんを救すくえる強つよさを持もってんだから自信じしんを持もってどうぞ！」みたいに思おもう。

うん、だから、誰だれかの力ちからになってるっていうような自覚じかくはない。ない！

（向井むかい）

ない!?

（竹原たけはらさん）

うん、心配しんぱいはしてるけどね。「頼たのむぞ！頑張がんばって！こうやって出会であったからにはなんとか生いきていこうぜみんな！」みたいな、愛着あいちゃくは持もってるけれど、誰だれかのチカラになってるはずだって思おもってやってることはなくって。繰り返くりかえしになっちゃうけど、とにもかくにも「あんたらの前まえで歌うたうのが超ちょう好すきな人間にんげんです」みたいなのが、伝つたわってりゃいいなっていう感かんじかな、うん。

竹原たけはらピストルがここから目指めざすもの

熱あついメッセージを歌うたうにもかかわらず、「ただ人前ひとまえで歌うたうことが好すきなだけ」と言いい切きる竹原たけはらさん。そんな彼かれがここから目指めざすものとは？

（竹原たけはらさん）

今いまのうちやっとこうみたいなのあるよ、ライブ。今いまのうちできるだけやっておこうってある。いつかできなくなるとき、来くるじゃん。縁起えんぎでもない話はなしだけど。

（向井むかい）

歌うたう竹原たけはらピストルは、「これを保たもっていないと竹原たけはらピストルじゃない」みたいなのってあるの？

（竹原たけはらさん）

ないつもりだけど。「あっ、きょういいライブだったな」って思おもえてるうちはやるべきだなって思おもってる。それどこを採点さいてん基準きじゅんにしてるかとか具体ぐたい的てきなことは分わからなくてちょっと感覚かんかく的てきなものなんだけど、「きょうはいいライブだったろ」って思おもっちゃうようなライブができてるうちはやる。思おもえなくなったらちょっと考かんがえなきゃいけないよね、うん。

（向井むかい）

今いまはまだ心身しんしんともに充実じゅうじつしている状態じょうたい？

（竹原たけはらさん）

充実じゅうじつしてる。今いまがピークだと思おもってる、ずーず-っと、ずっと。ずっと「今いまが俺おれの全盛期ぜんせいきだな」と思おもいながらやってるから。めでたい野郎やろうと思おもってるよ。

（向井むかい）

いつから？

（竹原たけはらさん）

音楽おんがく始はじめてから。野狐禅やこぜん始はじめてから、ずっと、ずーず-っと。めでたいでしょ。ワハハハ。ずーず-っと、ずっと、「いつか絶対ぜったいチャンピオンになる」って言いっていたい。結局けっきょくなれないままくたばりたいな、ワハハハ。