3歳さいの馬うまで競きそうクラシックレースの1つである皐月さつき賞しょうは千葉ちば県けん船橋ふなばし市しにある中山なかやま競馬けいば場じょうの芝しば2000メートルのコースで行おこなわれ、17頭とうが出走しゅっそうしました。

レースがスタートからハイペースで進すすむなか、2番ばん人気にんきとなったジャスティンミラノは、序盤じょばんから中盤ちゅうばんにかけて集団しゅうだんの4番手ばんてから6番手ばんてあたりにつけて最後さいごの直線ちょくせんを迎むかえました。

そして、ゴール直前ちょくぜんで伸のびを見みせて2着ちゃくをクビ差さで制せいしてこれまでのコースレコードを0秒びょう7更新こうしんする1分ふん57秒びょう1のタイムで優勝ゆうしょうし、デビューから3連勝れんしょうでG1レース初はつ勝利しょうりを挙あげました。

2着ちゃくは7番ばん人気にんきのコスモキュランダ、3着ちゃくは3番ばん人気にんきのジャンタルマンタルでした。

また、ひん馬うまで76年ねんぶりの皐月さつき賞しょう制覇せいはを目指めざした1番ばん人気にんきのレガレイラは6着ちゃくでした。

手綱たづなを取とった戸崎とざき圭けい太ふとし騎手きしゅは「馬うまを信しんじて騎乗きじょうさせてもらった。出でだしは興奮こうふんしているところもあったが、あとはどっしりと構かまえて精神せいしん的てきに安定あんていしていたと思おもう。いいリズムでいけたし、3、4コーナーで戸惑とまどっているところもあったかもしれないが、伸のびていってくれた」と話はなしました。

また、今月こんげつのレースで落馬らくばし、その後そのご亡なくなった藤岡ふじおか康かん太ふとし騎手きしゅがジャスティンミラノの調教ちょうきょうに携たずさわっていたことに触ふれ「藤岡ふじおか騎手きしゅに事こと細こまかく状態じょうたいを教おしえてもらっていた。最後さいごの差さというのは康かん太ふとしが後押あとおししてくれたもので喜よろこんでくれているのではないかと思おもう。『康かん太ふとしありがとう。お疲れ様おつかれさまでした』と伝つたえたい」と涙なみだぐみながら話はなしていました。

払戻金はらいもどしきんは

▽単勝たんしょうが13番ばんで480円えん、

▽枠わく連れんは6ー7で1890円えん、

▽馬連ばれんは12番ばんー13番ばんで3550円えん、

▽馬うま単たんは13番ばんー12番ばんで5570円えん、

▽3連れん複ふくは8番ばんー12番ばんー13番ばんで5940円えん、

▽3連れん単たんは13番ばんー12番ばんー8番ばんで2万まん9240円えん、

▽ワイドは12番ばんー13番ばんが1460円えん、8番ばんー13番ばんが610円えん、8番ばんー12番ばんが1620円えん、でした。