アメリカ西部コロラド州の性的マイノリティーの人が標的になった銃乱射事件を受け、バイデン大統領は声明で「性的マイノリティーのコミュニティーが憎悪の暴力にさらされている」と懸念を示しました。
19日深夜、コロラド州のナイトクラブで男がライフル銃を乱射し、5人が死亡、25人がけがをしました。
このナイトクラブには当時、同性愛者など性的マイノリティーの人が多く集まっていました。
バイデン大統領は声明で「動機は明らかになっていない」としながらも、「性的マイノリティーのコミュニティーが恐ろしい憎悪の暴力にさらされている」「暴力の脅威はますます増大している」などと懸念を示しました。
そのうえで、「性的マイノリティーへの暴力につながる不公平感を払拭しなければならない」と述べ、銃規制の厳格化を訴えました。