東京大学は、女性の先生の割合を25%以上にしたいと考えていますが、今年5月には16%ぐらいでした。
このため東京大学は2027年度までに、新しく女性141人を教授にして、165人を准教授にする計画です。東京大学がこのようにたくさんの女性を教授などにするのは初めてです。
東京大学は「いろいろな考え方の人たちと一緒に大学を新しくして、女性の研究者が成長できるように手伝いたいと思います」と話しています。
OECDが2020年に調べると、大学などで働く先生の中で、女性の割合は平均で45%ぐらいで、日本は30%ぐらいでした。東京大学の計画を見て、ほかの大学がどうするか注目を集めそうです。