英イングランド南西部サマセットで開かれる音楽の祭典「グラストンベリー・フェスティバル」に関連して、観客の立ち小便を通じて禁止薬物が河川に流れ込み、野生生物を脅かす可能性があるという研究結果を、英バンガー大学の研究チームが発表しました。
グラストンベリーは20万人以上の観客が集まる人気音楽フェスティバル。研究チームは同地のワーシーファームを流れるホワイトレイク川から、高濃度のコカインと合成麻薬MDMAを検出しました。
研究チームは近くを流れるレッドレイク川も調査しましたが、こちらはフェスティバルの前後で禁止薬物の濃度に目立った違いはなかったそうです。