岸田総理大臣は
自民党の「
政治刷新本部」の
会合で、
岸田派の
解散について、
総裁として
政治改革の
議論の
先頭に
立つため
必要な
判断だったとした
上で、
派閥をカネと
人事に
関わらない
政策集団に
改める方向で
意見集約を
図る考えを
示しました。
派閥の政治資金パーティーをめぐる事件を受けて、自民党は派閥のあり方などを議論するため党本部で「政治刷新本部」の会合を開きました。
この中で岸田総理大臣は、岸田派の解散について「総裁として政治改革の先頭に立って議論を進めなければならない立場を考えた時に、けじめをつけなければならず、必要な判断だった」と述べました。
その上で「今回の事案は特定の派閥で起きたことだが、自民党の派閥を舞台に党の信頼が問われている事態を考えると、党全体として大きな方向性を示していかなければならない」と述べました。
そして「人事と資金をいかに遮断するか、真の政策集団に変わっていくためのプロセスをどう考えるか、党のガバナンスをどう強化するかが大きなポイントだ」と述べ、派閥をカネと人事に関わらない政策集団に改める方向で意見集約を図る考えを示しました。