岐阜市の
中心部を
流れる長良川は
大雨で
増水し、
係留されていた
鵜飼いの
観覧船が
流される
などの
被害が
出ています。
岐阜市の
中心部を
流れる長良川は、
台風10
号の
影響で
上流部で
降った
雨で
増水し、ふだんは
流れが
緩やかな
場所でも
濁流となっています。
長良川ではこの時期、夜になると長良川鵜飼が行われ、多くの観光客が訪れますが、16日の鵜飼観覧船の運航の中止がすでに決まっています。
観覧船が係留されている場所では、船が流されたり観覧船どうしがぶつかり合って壊れたりする被害が出ています。
大雨のピークが過ぎたことから長良川は避難判断水位を下回りましたが、川の近くでは鵜飼の関係者らが川の流れを心配そうに見ていました。
上流で非常に激しい雨を観測
気象庁によりますと、台風10号の影響で岐阜県には16日朝、発達した雨雲がかかり、長良川の上流にあたる岐阜県関市板取で、午前7時半までの1時間に59.5ミリの非常に激しい雨を観測するなど、周辺では断続的に激しい雨が降っていました。