千葉県によりますと、2日に夏休みを終えて再開したばかりの野田市の私立幼稚園で、2日と3日の2日間で、2歳から5歳までの240人余りの園児のうち49人が発熱などのため欠席しました。
欠席した園児は先月27日以降に症状を訴え、医療機関で検査した結果、いずれもインフルエンザA型への感染が確認されているということです。幼稚園は4日から5日間、休園とすることを決めました。
千葉県によりますと、今シーズン、県内の保育園や幼稚園、それに小中学校などでインフルエンザによる休園や学級閉鎖になったのは、これが初めてだということです。
千葉県は、今後、流行が本格化するシーズンを迎えるとして、早めの予防接種や手洗いの徹底などで予防に努め、症状が出た場合は医療機関を受診するよう呼びかけています。