11
日午後、
松山市の
中学校で、
生徒12
人が
熱中症とみられる
症状を
訴え、
3人が
病院に
運ばれ
手当てを
受けました。
松山市市坪南の
椿中学校によりますと、11
日午後0時40
分ごろ、グラウンドにいた
生徒12
人が
熱中症とみられる
症状を
訴えたということです。
このうち3年生の生徒3人が病院に運ばれ、一時、男子生徒1人の意識がありませんでしたが、病院で意識が回復したということです。
残りの9人は3年生と2年生で、保健室などで介抱を受けたあと、帰宅したということです。
11日は、午前8時40分から全校生徒が参加して今月15日に行われる体育大会の練習が行われていたということで、生徒には帽子を着用し飲料水を持参するよう指導していましたが、4時間の練習の中で全体の休憩時間は設けなかったということです。
愛媛県には11日も高温注意情報が出され、松山市では午前中から気温が30度を超え厳しい暑さになっていました。
学校は、12日も練習を行うことにしていますが、気温が上がる午後を避け午前中に時間をずらすことにしています。
一方、松山市教育委員会は11日の事態を受けて、市内の小中学校に対して改めて対策を徹底するよう通知したということです。
消防によりますと、愛媛県内では新居浜市と内子町でも、高校生や中学生合わせて9人が熱中症とみられる症状を訴え、病院に搬送されたということです。