JR東日本によりますと、22日午後11時20分ごろ、JR横浜線の東神奈川発、八王子行きの下りの普通電車が、相模原市内の矢部駅で、停車位置をおよそ60メートル行き過ぎて停車しました。
電車を戻すと近くの踏切が正常に作動しなくなるおそれがあったため、矢部駅には停車せず、そのまま次の相模原駅に向かったということです。
車内には、およそ470人の乗客がいましたが、けがをした人はいませんでした。
JR東日本によりますと、30代の運転士が居眠り運転をしていたということで、「矢部駅の一つ前の駅を出てすぐに信号の確認をした記憶があるが、それ以降、睡魔に襲われた」と話しているということです。
JR東日本は、「お客様にご迷惑をかけ、申し訳ありません。社員の指導を徹底して再発防止に努めます」としています。