気象庁によりますと、12日も東日本から西日本の広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、気温が上がっています。
午前11時までの最高気温は、
茨城県土浦市で37.3度、
埼玉県秩父市と神奈川県小田原市で37度ちょうど、
名古屋市と高知県四万十市西土佐で36.1度、
奈良県十津川村風屋で35.2度、
鹿児島市で35度ちょうどなどと猛烈な暑さとなっています。
このあとも気温は上がり、日中の最高気温は、さいたま市や甲府市、名古屋市、福岡県久留米市などで38度と危険な暑さが予想されています。
また、岐阜市や高松市で37度、東京の都心や大阪市、広島市で36度、静岡市や福岡市で35度などと東日本と西日本の広い範囲で猛烈な暑さとなる見込みです。
気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信、東海、近畿、中国地方、四国、それに九州・沖縄の27の都と県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
外出や運動控え 室内でもこまめに水分塩分の補給を
全国的に暑さが続き、熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。
外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。
お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。
また連休を利用して屋外でのレジャーを予定している場合には氷を入れた水筒や体を冷やす保冷剤を携帯するなど警戒を続けてください。