気象庁によりますと15日も東日本や西日本を中心に広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、気温が上がりました。
日中の最高気温は、
▽広島県安芸太田町加計で39.5度、
▽大阪府堺市で39.2度、
▽山口県岩国市の広瀬で39度、
▽愛知県愛西市や岐阜県美濃市で38.7度などと危険な暑さとなりました。
また、▽佐賀市で37.9度、▽名古屋市と大阪市では37.6度などと各地で猛烈な暑さとなりました。
16日も広い範囲で気温が上がる見込みで、
▽名古屋市で38度と危険な暑さが予想されているほか、
▽山口市や広島市、高知市などで37度と各地で猛烈な暑さが予想されています。
気象庁と環境省は16日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、西日本を中心に22府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
気象庁は今月20日ごろにかけて高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気が流れ込む日があるため、東日本や西日本では最高気温が35度以上の猛暑日になるところがあるとして「高温に関する気象情報」を発表しています。
全国的に暑さが続き、熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。
外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。
お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配り、屋外でのレジャーを予定している場合には、氷を入れた水筒や体を冷やす保冷剤を携帯するなど、暑さに備えるようにしてください。