学校や塾などで、子どもが性被害を受けることが続いています。国は、子どもと関係がある仕事をしている人が今までに性犯罪をしていないか、学校などがチェックする制度「日本版DBS」を始めます。19日、この制度の法律ができました。
学校や塾、保育園などは、働いている人やこれから働く予定の人の性犯罪について、国の役所に聞くことができます。調べることができる犯罪は決まっていて、ほかの人の体を触る「痴漢」や、ほかの人の体の写真などを撮る「盗撮」についても調べることができます。
国は、性犯罪をしていた場合、学校などが子どもと関係がない仕事に変えたり、仕事をやめさせたりできるようにしたいと考えています。