イスラエルの死海沿岸付近にある洞窟で、考古学者のチームが古代ローマ時代の剣4本と、ピルムと呼ばれる柄付きの武器1本を発見しました。
イスラエル考古学庁の6日の声明によると、これらの珍しい武器はエン・ゲディ自然保護区で見つかりました。木や革でできた鞘(さや)に収められていたということです。
研究チームは「剣が1本見つかるのもまれなのに、4本も? 夢のようだ。信じられない気持ちで目をこすった」と述べています。
考古学の論文集に6日発表された研究報告の著者らによると、見つかった武器はおそらく、ユダヤ人の反乱勢力がローマ軍から奪取したものだということです。