気象庁きしょうちょうによりますと、前線ぜんせんに向むかって暖あたたかく湿しめった空気くうきが流れ込ながれこみ、18日にちは北陸ほくりくや東海とうかいなどで雨雲あまぐもが発達はったつして、非常ひじょうに激はげしい雨あめや猛烈もうれつな雨あめが降おりました。

19日にちも湿しめった空気くうきの流ながれ込こみが続つづき、北きた日本にっぽんから東日本ひがしにっぽんでは20日にちにかけて大気たいきの状態じょうたいが非常ひじょうに不安定ふあんていになる見込みこみです。

20日にち朝あさまでの24時間じかんに降ふる雨あめの量りょうはいずれも多おおいところで、

▽北海道ほっかいどうと東北とうほくで80ミリ、

▽北陸ほくりくや新潟にいがた県けんで60ミリと予想よそうされています。

これまでの雨あめで地盤じばんが緩ゆるんでいるところもあり、気象庁きしょうちょうは土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの増水ぞうすいのほか、落雷らくらいや竜巻たつまきなどの激はげしい突風とっぷう、「ひょう」に十分じゅうぶん注意ちゅういするよう呼よびかけています。

急きゅうに冷つめたい風かぜが吹ふくなど発達はったつした積乱雲せきらんうんが近ちかづく兆きざしがある場合ばあいは、頑丈がんじょうな建物たてものの中なかに移動いどうするなど安全あんぜんを確保かくほしてください。

一方いっぽう、19日にちは東日本ひがしにっぽんや西日本にしにほんを中心ちゅうしんに広ひろい範囲はんいで30度ど以上いじょうの厳きびしい暑あつさとなり、埼玉さいたま県けん熊谷くまがや市しでは35度どの猛暑もうしょ日びになると予想よそうされています。

厳きびしい残暑ざんしょが続つづき、湿度しつども高たかいことから引き続ひきつづき熱中ねっちゅう症しょうに十分じゅうぶん注意ちゅういして、気温きおんだけでなく環境省かんきょうしょうのホームページなどで「暑あつさ指数しすう」を確認かくにんし、喉のどが渇かわいていなくても定期ていき的てきに水分すいぶんをとったり、冷房れいぼうを適切てきせつに使用しようしたりして対策たいさくを心こころがけてください。