とても暑い日が続いた7月と8月、青森県東北町では、牛乳や牛肉を生産するための牛が70頭以上死にました。去年の同じときの2倍です。
240頭以上の牛を育てている農場では、扇風機を使ったり、細かい霧のような水をかけたりしました。しかし、4頭が死んでしまいました。立つことができなくなったり、子どもが生まれにくくなったりした牛も10頭ぐらいいました。
ほかにもたくさんの牛の具合が悪くなったため、この農場で7月と8月に生産した牛乳は、いつもの年より36t少なくなりました。
農場の人は「暑い日がこんなに続いたのは初めてで、どうしたらいいかわかりませんでした。とても残念です」と話しました。