特殊詐欺に加わった経緯「闇バイト」きっかけが半数近く - Easy News

ことし7月つきまでに特殊とくしゅ詐欺さぎの現金げんきんの受け取うけとり役やくや、引き出ひきだし役やくなどとして全国ぜんこくの警察けいさつが検挙けんきょした1000人にん余あまりのうち半数はんすう近ちかくが、SNSなどの「闇やみバイト」への応募おうぼがきっかけだったとみられることが警察庁けいさつちょうの調査ちょうさで分わかりました。

警察庁けいさつちょうは、ことし1月つきから7月つきまでに特殊とくしゅ詐欺さぎの現金げんきんの受け取うけとり役やくや引き出ひきだし役やく、運搬うんぱん役やくとして、全国ぜんこくの警察けいさつが検挙けんきょした1079人にんについて、詐欺さぎに加くわわった経緯けいいを供述きょうじゅつや携帯けいたい電話でんわの解析かいせきなどから調査ちょうさしました。

このうち、SNSなどで実行じっこう犯はんを募つのる「闇やみバイト」がきっかけだったとみられるのが506人にんと、全体ぜんたいの47％を占しめました。

次ついで、「知人ちじんの紹介しょうかい」が297人にんでした。

また、正規せいきの求人きゅうじんサイトに日雇ひやといのスタッフなどとして掲載けいさいされていた仕事しごとに応募おうぼしたことがきっかけだった人ひとも53人にんいました。

「闇やみバイト」がきっかけだったとみられる506人にんの年齢ねんれい別べつの内訳うちわけは、

▽10代だいが60人にん、

▽20代だいが271人にん、

▽30代だいが106人にん、

▽40代だいが41人にん、

▽50代だい以上いじょうが28人にんで、

若者わかものだけでなく、幅広はばひろい世代せだいに広ひろがっています。

警察庁けいさつちょうは先月せんげつ、AIの技術ぎじゅつを導入どうにゅうしたサイバーパトロールの運用うんようを開始かいしして、「闇やみバイト」にまつわる投稿とうこうの監視かんしを強化きょうかしています。

「闇やみバイト」は1度ど加くわわると、個人こじん情報じょうほうなどをもとに自分じぶんや家族かぞくに危害きがいを加くわえるなどと脅迫きょうはくを受うけ、抜ぬけられなくなるケースが多おおいことから、警察庁けいさつちょうはこうした事例じれいについてもホームページなどで公開こうかいし、絶対ぜったいに加担かたんしないよう呼よびかけています。

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