発表によりますと、値上げや、内容量を減らす実質値上げの対象となるのは、家庭用チーズや、コーヒーなどに入れる粉末のミルククリーム、それに育児用の食品の合わせて39商品です。
ことし10月1日の出荷分から改定され、このうち値上げについては希望小売価格で4%から12%程度の引き上げ幅になるとしています。
理由について会社では、海外から輸入するチーズをはじめとした原材料の価格が、世界的な需要の増大で高騰しているうえ、物流コストなども引き続き上昇しているためと説明しています。
家庭用チーズの一部の商品はことしに入り、4月に続いて2回目の値上げとなります。
乳業大手ではこのほか、雪印メグミルクや明治も家庭用のマーガリンやチーズなどについて、来月以降、値上げや実質値上げを行うことを決めています。