일본어 뉴스: 裁量労働制関連の全面削除方針に経済三団体「残念」「遺憾」

政府せいふが、働はたらき方かた改革かいかく関連かんれん法案ほうあんから裁量さいりょう労働ろうどう制せいの適用てきよう業務ぎょうむの拡大かくだいを全面ぜんめん的てきに削除さくじょする方針ほうしんを示しめしたことについて、日本にっぽん商工しょうこう会議かいぎ所しょの三村みつむら会頭かいとうは記者きしゃ会見かいけんで、「率直そっちょくに言いって残念ざんねんだ」と述のべたうえで、働はたらき方かた改革かいかくの本質ほんしつ的てきな議論ぎろんを求もとめる考かんがえを示しめしました。この中なかで三村みつむら会頭かいとうは、今回こんかい、政府せいふが示しめした方針ほうしんについて、「率直そっちょくに言いって残念ざんねんだ。時間じかんに縛しばられず、労働ろうどうの成果せいかで判断はんだんする業種ぎょうしゅと時間じかんで判断はんだんする業種ぎょうしゅの２ふたつがかみ合かみあって生産せいさん性せいを高たかめる方向ほうこうにいくのが当たり前あたりまえだと思おもっていたので、その一部いちぶの先さき延のばしは残念ざんねんだ」と述のべました。

また、三村みつむら会頭かいとうは「高こう収入しゅうにゅうの一部いちぶ専門せんもん職しょくを労働ろうどう時間じかんの規制きせいから外はずす『高度こうどプロフェッショナル制度せいど』は残のこったと思おもっているので、１いち日にちも早はやく裁量さいりょう労働ろうどう制せいの拡大かくだいも合あわせた形かたちで、働はたらき方かた改革かいかく関連かんれん法案ほうあんを完成かんせいさせてもらいたい」と述のべました。

そのうえで、三村みつむら会頭かいとうは、働はたらき方かた改革かいかく関連かんれん法案ほうあんをめぐる国会こっかいでの議論ぎろんについて、「働はたらき方かた改革かいかくは、日本にっぽんの成長せいちょう戦略せんりゃくの１いち丁目ちょうめ１いち番地ばんちだ。確たしかに、データの問題もんだいは褒ほめられた話はなしではないのはそのとおりだが、働はたらき方かた改革かいかく自体じたいの日本にっぽん経済けいざいにおける本質ほんしつ論ろんや、意味合いみあいを踏ふまえた議論ぎろんをぜひともやってもらいたい」と述のべました。

経団連けいだんれんの榊原さかきばら会長かいちょうは「柔軟じゅうなんで多様たような働はたらき方かたの選択肢せんたくしを広ひろげる改正かいせいとして期待きたいしていただけに残念ざんねんだ。今後こんご、新あらたな調査ちょうさをしっかり行おこない、国民こくみんの理解りかいと信頼しんらいが得えられるよう全力ぜんりょくを尽つくしてほしい」というコメントを出だしました。

経済けいざい同友どうゆう会かいの小林こばやし代表だいひょう幹事かんじは「多様たような働はたらき方かたの実現じつげんや、世界せかいに比くらべて低ひくい生産せいさん性せいの向上こうじょうが求もとめられる中なかで今回こんかいの事態じたいは極きわめて遺憾いかんだ。労働ろうどう者しゃがそれぞれの事情じじょうに応おうじた多様たような働はたらき方かたを選択せんたくできる社会しゃかいの実現じつげんを推進すいしんする必要ひつようがある」というコメントを出だしました。