米インテルは13日、ボブ・スワン最高経営責任者(CEO)が退任し、後任に仮想化ソフト大手VMウェアのCEOを務めるパット・ゲルシンガー氏が就任すると明らかにしました。
インテルは声明で、約10年にわたりVMウェアのCEOを務めてきたゲルシンガー氏を「大きな尊敬を集めるCEOで、業界のベテラン」と形容しました。同氏は2月15日からインテルのかじ取りを担います。
CEO交代の報道を受け、インテル株は8%近く上昇、VMウェア株は8%近く下落しました。
インテルでは2018年6月、当時のブライアン・クルザニッチCEOが従業員との過去の「同意に基づく関係」を理由に辞任に追い込まれ、スワン氏が19年1月に常任CEOに起用されていました。