Actualités japonaises: ことし約5人に1人が後期高齢者に医療や介護の体制拡大が課題

ことし約やく5人にんに1人にんが後期こうき高齢こうれい者しゃに医療いりょうや介護かいごの体制たいせい拡大かくだいが課題かだい

Jan 2, 2025 05:01

Furigana

ことしは、いわゆる「団塊だんかいの世代せだい」が全員ぜんいん75歳さい以上いじょうになり、およそ5人にんに1人にんが後期こうき高齢こうれい者しゃとなります。高齢こうれい化かがさらに進すすみ、「2025年ねん問題もんだい」とも呼よばれ、医療いりょうや介護かいごなどの体制たいせいをどのように拡大かくだいしていくかが大おおきな課題かだいとなります。

「団塊だんかいの世代せだい」とは、1947年ねんから3年間ねんかんの「第だい1次じベビーブーム」に生うまれた人ひとたちのことで、ことしは全員ぜんいんが75歳さい以上いじょうの後期こうき高齢こうれい者しゃとなります。

国立こくりつ社会しゃかい保障ほしょう・人口じんこう問題もんだい研究所けんきゅうじょの推計すいけいによりますと、後期こうき高齢こうれい者しゃはことし、2154万まん人にん余あまりと、およそ5人にんに1人にんの割合わりあいになる見通みとおしです。

高齢こうれい化かがさらに進すすみ、「2025年ねん問題もんだい」とも呼よばれ、医療いりょうや介護かいごを必要ひつようとする人ひとがますます増加ぞうかし、そうした人ひとたちを支ささえる体制たいせいをどのように拡大かくだいしていくかが大おおきな課題かだいとなります。

このうち医療いりょうでは、自宅じたくで暮くらしながら医師いしの訪問ほうもん診療しんりょうなどを受うける高齢こうれい者しゃがますます増加ぞうかする見通みとおしで、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは今後こんご、在宅ざいたく医療いりょうの体制たいせい整備せいびを各かく地域ちいきで進すすめていく方針ほうしんです。

また介護かいごについては、介護かいご保険ほけん制度せいどを維持いじしていくため、厚生こうせい労働ろうどう省しょうが、サービスを利用りようした時ときの自己じこ負担ふたんの一部いちぶ引き上ひきあげや、要よう介護かいご1や2の人ひとの生活せいかつ援助えんじょサービスなどを市町村しちょうそんの事業じぎょうに移行いこうするかどうかなどを審議しんぎ会かいで議論ぎろんし、ことしの年末ねんまつまでに結論けつろんを出だすことにしています。