子どもが
小学生に
なると
預ける場所に
困り、
仕事と
育児の
両立が
難しくなる
いわゆる「
小1の
壁」を
解消しようと、
東京 豊島区は、1
月から
一部の
小学校で1
年生の
登校時間を
早める取り組みを
始めます。
子どもが小学校に通い始めると登校時間が保育園より遅くなり、親の出勤後に子どもが登校時間まで1人にならざるをえなくなったり親の出勤時間に影響して仕事を続けにくくなったりして、こうした問題は「小1の壁」と呼ばれています。
豊島区は、こうした負担を軽減しようと1月から区内の2つの小学校で、1年生が登校できる時間を午前7時45分からと、通常より30分、早くする取り組みを始めます。
早めに登校した1年生は用務員が教室などで見守り、利用は学童クラブに通っているなどの条件を満たす児童が対象です。
区は、2校でのニーズや課題なども分析したうえで、来年度から区内の全校で運用できるよう、準備を進めたいとしています。
豊島区の担当者は「働く保護者の仕事と子育ての両立を少しでもサポートできるよう、保護者や学校側の意見を聞きながら進めたい」と話しています。