チェジュ航空惨事で家族を失った伴侶犬「プディンギ」が5日午後焼香所に訪ねてきました。
青色の服を着たプディンギは午後2時ごろ、活動家の懐に抱かれてソウル市庁前に用意されたチェジュ航空犠牲者焚香所(焼香所)に入場しました。
全羅南道霊光郡(チョルラナムド・ヨングァングン)で暮らすプディンギはチェジュ航空惨事で家族を失った後、周辺を一人ぼっちで徘徊していたところを動物権団体「ケア(Care)」により救助・保護されました。
この日、活動家が菊を持って壇上前に立つ間、プディンギは戸惑ったように周囲をきょろきょろ見回しました。
人々が黙祷する間、後方を見つめていたプディンギは同団体のキム・ヨンファン代表が追悼のあいさつを読み上げ始めるとぼんやりと犠牲者合同位牌のほうを見つめていました。
プディンギは焼香所に入ってから弔問を終えて出てくるまで一度も吠えませんでした。
この日ケアは公式の里親探しの手続きを踏む前にプディンギの家族ら犠牲者を追悼するために一緒に弔問に来ました。