これはドジャースのロバーツ監督が4日、エンジェルスとの試合前の取材で明かしました。
右肩の炎症で6月にけが人リストに入った山本投手は、今月3日にリハビリの最終段階として離脱後2回目となるマイナーリーグでの先発登板に臨み、2回を投げて2失点ながらも3つの三振を奪い順調な回復ぶりを見せていました。
ドジャースは今シーズンの開幕投手を務めここまで9勝をあげているグラスナウ投手や、これまでにサイ・ヤング賞を3回受賞しているベテランのカーショー投手などシーズン最終盤を前に先発ピッチャーにけが人が相次いでいます。
大リーグ1年目の山本投手は離脱前までで6勝2敗、防御率は2.92の成績で、6月7日のヤンキース戦では強力打線を相手に7回無失点と好投していることから、ロバーツ監督は、「あのヤンキース戦のピッチングは今シーズンのこのチームで最高のものだった。あれが今後に向けた前兆であることを願っている」と期待を寄せていました。
山本投手は3イニングか4イニングの登板となる予定ですが、相手のカブスはローテーション次第では、今永投手が先発する可能性もあり、今シーズン初めて先発として日本選手どうしの投げ合いが実現するかどうかも注目です。