ことしで68回目を迎えた有馬記念は、千葉県船橋市にある中山競馬場の芝2500メートルのコースで行われ、GIレースで優勝経験のある8頭を含む、16頭が出走しました。
2番人気のドウデュースは、右太もものけがから今月復帰した武騎手が3レースぶりに騎乗し、スタート直後から集団の後方につけました。
そして、最終の第4コーナーで順位を上げて先頭争いに加わり、最後の直線での競り合いを半馬身差で制して2分30秒9のタイムで優勝し、去年の日本ダービー以来となるGIレース3勝目を挙げました。
2着は7番人気のスターズオンアース、3着はこのレースで引退する6番人気のタイトルホルダーでした。
54歳の武騎手はこれでGIレース81勝目となり、みずからが持つ騎手のGIレースの最年長勝利記録と最多勝記録をいずれも更新しました。
武騎手は「ドウデュースも私も帰ってきました。本当に競馬はいい。メリークリスマス」と笑顔を見せました。
その上で「状態はすごくよかったのでこの馬のいいところを出すことだけを考えた。最後の足はいいものを持っているのでそこにかけていた」とレースを振り返りました。
払戻金は
▼単勝が5番で520円、
▼枠連が3ー8で980円、
▼馬連が5番ー16番で2730円、
▼馬単が5番ー16番で4380円、
▼3連複が4番ー5番ー16番で8050円、
▼3連単は5番ー16番ー4番で4万2110円、
▼ワイドは5番ー16番が930円、4番ー5番が1210円、4番ー16番が1720円でした。