これは12月26日、日本ハムが発表しました。日本ハムは来年で球団創設50周年を迎える中、チーム編成を強化するために新たなポストとして「チーフ・ベースボール・オフィサー」を設けて、栗山氏が来年1月1日付けで就任することが決まりました。
球団によりますと、栗山氏はチーム編成のほかに、球団運営の役割も担うということです。
栗山氏は2012年から2021年までは日本ハムの監督を務めて、2回のリーグ優勝と日本一を果たしました。
2022年には日本代表の監督に就任し、ことし3月に行われたWBCでは、選手選考の段階から選手とのコミュニケーションを重視して、チームの一体感を作りあげ、日本を3大会ぶりの優勝に導きました。
WBCの優勝で、栗山氏の手腕が改めて高く評価され、去就が注目されていましたが、日本ハムで再びチーム作りに携わることが決まりました。
就任が発表されたあと、栗山氏はエスコンフィールド北海道で報道陣の取材に応じて「WBCを含めて、野球に多くの人が興味を持ってくれたので、愛されるチームを作るにはどうしたらいいかということを考えていきたい。日本だけじゃなく、世界に誇れるチームになれるように一生懸命やっていきます」と話していました。