Japanese News: 市川猿之助被告有罪判決確定 “言い表せない罪を感じている”

市川いちかわ猿之助えんのすけ被告ひこく有罪ゆうざい判決はんけつ確定かくてい “言い表いいあらわせない罪つみを感かんじている”

Nov 21, 2023 16:11

Furigana

歌舞伎かぶき俳優はいゆうの市川いちかわ猿之助えんのすけ被告ひこくが両親りょうしんに睡眠すいみん導入どうにゅう剤ざいを服用ふくようさせ自殺じさつを手助てだすけした罪つみに問とわれた裁判さいばんで、21日にちまでに懲役ちょうえき3年ねん、執行しっこう猶予ゆうよ5年ねんの有罪ゆうざい判決はんけつが確定かくていしました。

歌舞伎かぶき俳優はいゆうの市川いちかわ猿之助えんのすけ、本名ほんみょう喜き熨斗のし孝彦たかひこ被告ひこく（47）は、ことし5月つき、父親ちちおやの市川いちかわ段四郎だんしろうさん（当時とうじ76）と75歳さいの母親ははおやに睡眠すいみん導入どうにゅう剤ざいを手渡てわたして服用ふくようさせ、自殺じさつを手助てだすけしたとして、自殺じさつほう助ほうじょの罪つみに問とわれました。

この裁判さいばんで、東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょは11月つき17日にち、「刑事けいじ責任せきにんを軽かるく見みることはできないが、二度にどと犯罪はんざいをしないことを誓ちかっている」として、懲役ちょうえき3年ねん、執行しっこう猶予ゆうよ5年ねんを言い渡いいわたし、東京とうきょう地裁ちさいによりますと、21日にちまでに確定かくていしたということです。

猿之助えんのすけ被告ひこくは判決はんけつ後ご、「失意しついのどん底どんぞこで決意けついしたこととはいえ、常つねに自分じぶんを見守みまもってくれた父ちちと母ははを巻き込まきこんでしまったこと、そして、歌舞伎かぶき界かいを含ふくめ、多おおくの皆様みなさまに治癒ちゆし難がたい傷きずを負おわせてしまったことに対にたいし、言い表いいあらわせない罪つみを感かんじています。今後こんごは、生いかされた自分じぶんに、これから何なにができるか考かんがえていきます」とコメントしていました。