カタール
外務省はイスラエルとパレスチナのガザ
地区を
実効支配するイスラム
組織ハマスとの
戦闘の
休止がさらに1
日、
延長されることで
合意したと
発表しました。
合意が
守られれば、
少なくとも現地時間の30
日まで
戦闘が
休止されます。
イスラエルとハマスの仲介を担っているカタールの外務省は30日、双方の戦闘の休止がさらに1日、延長されることで合意したと発表しました。
双方は今月24日から戦闘を休止し、ハマスが人質を段階的に解放する一方、イスラエル側も収監しているパレスチナ人を釈放することで合意していて、戦闘休止が延長されるのは今回が2回目です。
これまでにハマスが解放した人質は外国籍の人を含めて97人にのぼり、イスラエル側もパレスチナ人210人を釈放したとされています。
イスラエル軍はSNSに、「人質解放のプロセスを継続する仲介者の努力を考慮し、戦闘休止が継続される」と投稿しました。
また、ハマスもSNSに投稿し、「戦闘の休止が7日目も継続されることで合意した」としています。
合意が守られれば、少なくとも現地時間の30日まで戦闘が休止されますが、延長が1日にとどまるなか、さらなる戦闘休止の延長や人質の解放に向けて、アメリカのブリンケン国務長官のイスラエル訪問を含めて各国の働きかけが続くことになります。