日本赤十字社によると、病気やけがをした人に使う血が足りなくなっています。関東などでは16日、B型が必要な量の87%、A型とO型は94%でした。
新型コロナウイルスが広がって、献血をする人が少なくなっていることが原因の1つです。ウイルスがうつった人は、具合がよくなってから4週間、献血ができません。家族などの濃厚接触者もしばらく献血ができません。家で仕事や勉強をする人が増えて、献血バスが会社や学校に行っても、たくさん集めることができません。
日本赤十字社は、献血をしてもらうため、駅など人が集まる場所に献血バスを出しています。前に献血をした人に電話もかけています。日本赤十字社の人は「少しでも時間があったら献血をして、命を助けるために協力してください」と話していました。