青森県八戸市で
開かれた
スピードスケートの
全日本選手権で、
高木美帆選手が
女子1000
メートルでリンク
レコードを
更新して
優勝しました。
高木選手は
女子500
メートル、
女子1500メートルと
合わせて
大会3
冠達成です。
『YSアリーナ八戸』で開かれた大会は30日が最終日で、男女合わせて4種目が行われました。
このうち女子1000メートルには、ことし2月の北京オリンピックのこの種目の金メダリストで、日本記録保持者の高木選手が出場し、序盤からスピードに乗って前半の600メートルを全体トップのタイムで通過しました。
残りの400メートルは、持久力を生かした大幅な減速を抑えた滑りを見せ、自身が持つリンクレコードを0秒24更新する1分14秒65で優勝しました。
高木選手は、女子500メートル、女子1500メートルと合わせて大会3冠達成です。
また、女子5000メートルでは、北京オリンピックのこの種目で10位だった19歳の堀川桃香選手が、すべてのラップタイムを33秒台で刻み、国内最高記録を2秒79更新する自己ベストの7分1秒52をマークして優勝しました。
堀川選手は2位に20秒余りの差をつける滑りで、29日の女子3000メートルと合わせて大会2冠達成です。
このほか、男子1000メートルは、新濱立也選手が1分8秒92で優勝し、男子500メートルと合わせて大会2冠、男子1万メートルは、伊藤貴裕選手が13分20秒79で優勝しました。
高木美帆「1分14秒台前半のタイム 出したかった」
女子1000
メートルで
優勝した
高木美帆選手は、「1
分14
秒台前半のタイムを
狙っていたので、
そこを
出したかった」と
悔しい思いを
話しました。
それでも、3冠を達成した今大会については、「体の使い方などを少しずつ理解できるようになっているのかなという感触がある。大会全体としては、いろいろな収穫があった」と振り返っていました。
5000m優勝の堀川桃香「タイムを見てびっくり」
女子5000
メートルで
国内最高記録を
更新して
優勝し、
大会2
冠を
達成した
堀川桃香選手は、「うれしさはあったが、さらにタイムを
見てびっくりした。
強い気持ちでいけたのが
一番よかった
し、ラップタイムを33
秒で
ずっと粘れたことがタイムにつながった」と
振り返っていました。
そして、オリンピックにも出場したことし1年間を振り返り、「すごくいい経験もできたが苦しい思いもした。ことし最後の大会で、こういういい思いで終われたのでよかった。長距離界を引っ張っていけるような選手になりたい」と話していました。
イグ・ノーベル賞 日本などの研究チームが「生理学賞」を受賞
ノーベル賞のパロディーで、ユニークな研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の受賞者が発表され、ことしは、ブタなどの動物に「お尻から呼吸する能力があることを発見した」として、日本などの研究チームが「生理学賞」を受賞しました。日本人の受賞は18年連続です。
Source: NHK
Sep 13, 2024 07:09