アメリカで、
黒人男性が
白人の
警察官に
押さえつけられて
死亡した
事件に
抗議する
デモが
世界各地に
広がる中、7
日は、
大阪市でも
初めての
大規模なデモが
行われ、
およそ1000
人が
大通りを
行進しました。
アメリカ中西部ミネソタ
州のミネアポリスで
先月25
日、
黒人のジョージ・フロイド
さんが
白人の
警察官にひざで
首を
押さえつけられて
死亡した
事件のあと
世界各地に
抗議デモが
広がっています。
7日は、大阪でも初めての大規模な抗議デモが行われ、アメリカ人や日本人など大勢の人たちが大通りを2キロにわたって行進しました。
参加した人たちは、「人種差別反対」などと書かれたプラカードを掲げ、デモのスローガンの1つ「黒人の命も大切だ」という意味の「BLACK LIVES MATTER」というシュプレヒコールをあげていました。
警察によりますと、参加者はおよそ1000人に上ったということで、行進の最後に暴力や人種差別への抗議を示す地面に片ひざをつく姿勢をとっていました。
33歳のアメリカ人の女性は、「多くの人が世界を変えたいと思っているのだとわかりうれしかった。差別をなくすのは簡単ではないということをわかってほしい」と話していました。
また、27歳の日本人の男性は「人を差別することはよくない。人種差別を自分のこととして考えなければならない」と話していました。