能代松陽は、エースの森岡大智投手が140キロを超えるストレートと多彩な変化球をコントロールよく投げ込むピッチングが持ち味で、去年秋の公式戦では防御率1点台と好投しました。
春夏通じて初出場の石橋は、去年秋の公式戦で打率が6割を大きく上回った1番の大金莉久選手が打線をけん引し、1試合当たりの平均得点が8.6と今大会の出場校で4番目に多くなっています。
大会最多となる42回目出場の龍谷大平安は、中軸を打つキャプテンの山口翔梧選手が去年秋の公式戦で打率6割1分5厘、12打点といずれもチームトップの成績をマークしました。 2年連続4回目出場の長崎日大は、中軸の豊田喜一選手を中心に去年秋の九州大会の3試合でふた桁安打を記録するなど打線がつながり、準優勝を果たしました。
仙台育英は、東北勢初の優勝を果たした去年夏の全国高校野球に続く優勝を目指します。 コントロールが持ち味の右ピッチャー、高橋煌稀投手や4番の齋藤陽選手など去年夏の優勝を主力として経験した選手が投打に多く残っています。 特に投手陣は高橋投手など140キロを超えるストレートを投げるピッチャーがそろっていて、層の厚さはこの春も健在です。 慶応は、去年秋の公式戦で今大会の出場校トップとなる15本のホームランを打った長打力が光ります。 かつて大阪のPL学園で甲子園をわかせた清原和博さんの次男、勝児選手や2年生ながらチームトップとなる3本のホームランを打った加藤右悟選手を中心に打線に切れ目がありません。 仙台育英の層の厚い投手陣と慶応の強力打線の攻防が勝敗の鍵を握りそうです。
第2試合
第3試合