イラン外務省の報道官は先月28日、核合意に関する当事国にアメリカが加わった非公式会合に、現時点では参加しない考えを表明しました。
これについてアメリカ・ホワイトハウスの報道担当者は「失望している」とした上で、「核合意へのお互いの復帰を達成するため、意味のある外交に再び取り組む準備はできている」として、他の当事国と今後の最善の方法について、協議する考えを示しました。
核合意は、イランが核開発の大幅な制限を受け入れるかわりに制裁が解除される内容で、トランプ前大統領が2018年に離脱を発表しましたが、バイデン政権は復帰に向けイラン側と話し合う用意があるという考えを示しました。