先月、
愛知県の
東名高速道路で
乗用車が
対向車線の
車から
強い光をあてられた
事件で、
警察は61
歳のトラック
運転手が
基準を
超えた
強い
光を
発するレーザーポインターを
照射したとして、
道路交通法違反の
疑いで
書類送検しました。
先月12日の午前1時ごろ、愛知県豊川市の東名高速道路の下り線で、20代の会社員の男性が乗用車を運転していたところ、対向車線を走る車からレーザー光線のような緑色の強い光をあてられました。
会社員や同乗者にけがはありませんでした。
警察が捜査を進め、対向車線を走っていたトラックを特定して大阪市の61歳の運転手から事情を聴いたところ、レーザーポインターの光を乗用車にあてたことを認めたことから、通行を妨げる行為をしたとして道路交通法違反の疑いで7日、書類送検しました。
警察によりますと、使われたレーザーポインターは国の安全基準を超える強い光を発するもので、目に当たると失明するおそれもあったということです。
警察の調べに対し運転手は「対向車線の乗用車のライトがまぶしかった。相手に知らせるつもりで照射した」と話しているということです。