レンジャーの自撮り写真に写り込んだ姿で世界中の話題をさらったマウンテンゴリラ「ンダカシ」が、病気のために息を引き取りました。14歳でした。アフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)のビルンガ国立公園が発表しました。
ビルンガ国立公園の5日の発表によると、ンダカシは9月26日、飼育係で生涯の友人だったアンドレ・バウマさんの腕に抱かれて息を引き取りました。
ンダカシは2007年、死んだ母親にしがみついていたところをレンジャーに発見されました。当時まだ生後2カ月で、野生に戻すのは難しいと判断され、同公園内の施設で保護しました。以来ずっと同施設で愛されて暮らし、バウマさんが世話をし続けてきました。