沖縄に
あるアメリカ海兵隊の
基地、キャンプハンセンで、
新型コロナの
大規模なクラスターが
発生していることをめぐって、
所属する
兵士がアメリカ
などを
出国する
際の
検査が
実施されていなかった
ほか、
感染者の
隔離も
徹底されていないなど、
感染対策が
不十分だったことがわかっています。
これに関連し、林外務大臣は24日の記者会見で、その後の調査で、国内のすべてのアメリカ軍基地で、ワクチン接種が進んだことなどを踏まえて、ことし9月以降、感染対策が緩和され、兵士の出国時の検査などが行われていなかったことが確認されたと明らかにしました。
そのうえで、改めてアメリカ側に強い遺憾の意を伝え、対策の徹底を申し入れたとしたうえで「アメリカ軍も世界的な感染再拡大の動きも踏まえて、今は措置を強化しているところで、アメリカ側の措置が日本側の措置と整合的であることを確保すべく、日米間での連携をより一層強化していく考えだ」と述べました。