米国で2021年に販売されたレコードとCDの数が前年比で増加したことがわかりました。MRCデータが発表した数字で明らかになりました。音楽業界はここ数年、配信サービスが主流となっているものの、昨年は英歌手アデルがアルバムを発表したことなどで売り上げが伸びました。
レコードの復活が目覚ましいです。物理媒体の売り上げに占めるレコードの割合は11年にはわずか1.7%でした。そこからわずか10年でその割合は50.4%に達しました。つまり現在はレコードの方がCDよりも売れている物理媒体となりました。これは1991年以来だということです。
レコード店のオーナー、タバゴ・ベニトさんは「ここ数年、客がストリーミングよりも物理的に音楽を所有することを好んでいることに気づいた」と述べました。たいてい、最も好まれるのはレコードだということです。