今年は28日が「土用の丑の日」です。ニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の漁獲量が前年に続いて回復したため、今年もやや手頃な価格で味わえそうです。
流通大手イオンは、定番商品の「国産うなぎ蒲焼」(約160グラム、予約販売分)を昨年より1割安い税別1880円に引き下げました。「昨年は早々に売り切れたので今年は2・5倍の量を用意した」(松本金蔵・イオンリテール水産商品部長)。
国内で流通しているウナギの99%は養殖ものです。中国や国内で、稚魚のシラスウナギ(0・2グラム程度)を養殖池で半年から1年程度かけて、200グラム程度まで育ててから出荷します。