日本人の父親とイギリス人の母親を持つジェリー藤尾さんは、高校生の時に新宿のジャズ喫茶で歌っていたところをスカウトされて芸能界に入り、1961年に「悲しきインディアン」で歌手としてデビューします。
1962年にはNHKの音楽バラエティー番組「夢であいましょう」で発表した「遠くへ行きたい」が大ヒットし、NHKの紅白歌合戦にも3回出場しています。
また、黒澤明監督の映画「用心棒」に出演するなど、俳優としても映画やテレビドラマなどで活躍しました。
所属事務所によりますと、最近まで俳優や歌手としての仕事を続けていたということですが、14日、横浜市内の次女の自宅で急性肺炎のため亡くなりました。
81歳でした。