アフガニスタン
情勢が
悪化する
中、
現地に
残る日本人に
加え
大使館で
働くアフガニスタン
人のスタッフ
などを
退避させるため、23
日に
岸防衛大臣は
自衛隊機による
輸送を
命令しました。
アメリカ軍の撤退期限が迫るなか、26日にはカブールの空港近くで大規模な爆発が起きるなど現地では混乱が続いています。
日本をはじめとする各国の退避へ向けた動きをまとめました。
岸防衛相 「爆発後も自衛隊活動は継続」(27日午前)
岸防衛大臣はアフガニスタンに
残る日本人などの
退避に
向け、
現地に
派遣している
自衛隊の
活動は、
首都カブールの
空港付近で
起きた
大規模な
爆発のあとも
継続しているとする
一方、
現地で
活動できる期間は
限られ、
事実上、27
日までに
なるという
認識を
示しました。
バイデン大統領 「退避の計画は続行」(27日午前6時過ぎ)
アフガニスタンの
首都カブールで
起きた
大規模な
爆発で、
アメリカ軍の
兵士を
含む多くの
死傷者が
出たことについてバイデン
大統領は、
現地に
残るアメリカ
人や
地元の
協力者などの
退避について「アメリカは
脅迫に
屈しない。
退避の
計画は
続行する。
軍が
撤退した
後も
続ける」と
述べ、
退避は
継続させる
考えを
示しました。
一方で、アメリカ軍の撤退については「20年にわたる戦争を終わらせる時だ」と述べ考えに変わりはないことを強調しました。
また、ホワイトハウスのサキ報道官は今月31日までのアメリカ軍の撤退期限について聞かれ、「スケジュールに変更はない」と述べ、期限に変更はないとの立場を示しました。
政府専用機がパキスタン到着 (27日未明)
26
日夕方、
愛知県の
小牧基地を
離陸していた
政府専用機が
日本時間の27
日未明、パキスタンのイスラマバードに
到着しました。
首都カブールの空港近くで大規模な爆発(26日夜)
アフガニスタンの
首都カブールに
ある空港のゲート
付近で
大規模な
爆発が
起きました。
また、
空港のゲートに
近いホテルのあたりで
別の
爆発も
起きたということです。
アメリカ国防総省は現地に展開していたアメリカ兵13人が死亡、18人がけがをしたと明らかにしました。複数の海外メディアによりますとアフガニスタン人の死傷者も多数に上っていると見られます。
政府専用機が小牧基地からパキスタンへ出発(26日午後4:40)
政府専用機が
待機していた
隊員や
資機材を
乗せ
愛知県の
小牧基地からパキスタンに
向けて
出発しました。
吉田陸上幕僚長「安全に輸送できる」(26日午後2:30ごろ)
陸上自衛隊トップ、
吉田圭秀陸上幕僚長は
会見で
次のように
述べました。
「アメリカ軍が行う空港内と周辺における安全確保によって航空機の離着陸は行われており安全な輸送を実施することができると考えている。今回はアメリカ軍が今月末を撤収期限としており早期に現地に入り活動を開始しなくてはならないという特性がある。在留邦人などを把握する外務省、タリバン側、アフガニスタンの他国軍とも連絡をとりながらやらねばならないオペレーションだろうと感じる。あらゆる手段で情報収集し任務を進めていくことが重要だ」
政府専用機が千歳基地から小牧基地へ(26日午後0:20ごろ)
政府専用機が
運用する
部隊が
所属する
北海道の
千歳基地から
愛知県の
小牧基地に
向かいました。
C2輸送機がカブール空港に(25日)
C2
輸送機がカブールの
空港に
向かい、
誘導などに
当たる隊員を
送り届けました。
退避を希望する人が空港にいればイスラマバードまで輸送する予定でしたが空港に到着できておらず、現地時間25日は輸送は行われませんでした。
C130輸送機2機 イスラマバードに到着(25日 22:00すぎ)
C130
輸送機2
機は
日本時間の25
日午後10
時すぎまでにパキスタンのイスラマバードに
到着しました。
C130輸送機は今回の任務の主力機で、退避を求める人の輸送に当たることになっています。
追加派遣の政府専用機 千歳基地に戻る(25日 14:00ごろ)
25
日にも
追加派遣される
予定だった
政府専用機が、
出発に
向けた
準備を
進めていた
愛知県の
小牧基地を
離陸し、
運用する
部隊が
所属する
北海道の
千歳基地に
戻りました。
防衛省は「運航に必要な準備が整うまで待機する」としています。
防衛省 政府専用機の追加派遣を発表(24日 23:50ごろ)
防衛省は
国内で
待機している
自衛隊員をすみやかに
現地に
向かわせるため、
翌25
日にも
政府専用機1
機を
追加派遣すると
発表しました。
アメリカ軍の撤退期限が8月末に迫る中退避を急ぐ必要があると判断したということです。
C2輸送機1機 イスラマバードに到着(24日 20:00ごろ)
24
日未明に
日本を
出発したC2
輸送機1
機がイスラマバードに
到着しました。
C130輸送機2機 那覇基地を離陸(24日 19:40ごろ)
C130
輸送機2
機が
給油などを
行ったあと
那覇基地を
離陸しました。
C130輸送機2機 入間基地を離陸(24日 13:30ごろ)
航空自衛隊のC130
輸送機2
機が
入間基地を
離陸しました。
C130輸送機は今回の任務の主力機です。
アフガニスタンの首都・カブールの空港とイスラマバードの間を往復し、国外退避を希望する日本人に加え日本大使館やJICA=国際協力機構で働くアフガニスタン人のスタッフなどを輸送する任務に当たります。
指揮官の金子空将が派遣隊員に訓示(24日 13:00すぎ)
今回の
任務に
当たる航空自衛隊と
陸上自衛隊による「
統合任務部隊」の
指揮官、
金子真一空将が
派遣される
隊員に
訓示を
行いました。
金子空将は「遠い地での任務で不安を抱えている者もいるかもしれないが、それぞれが役割を果たし任務を完遂することを期待する」と述べました。
C2輸送機 美保基地を離陸(24日 1:10ごろ)
C2
輸送機は
給油などを
行ったあと
鳥取県の
美保基地を
離陸しました。
C2輸送機 入間基地を離陸(23日 18:20ごろ)
航空自衛隊のC2
輸送機1
機が
派遣される
自衛隊員を
乗せ、
埼玉県の
入間基地を
離陸しました。
C2輸送機は自衛隊の活動拠点となるパキスタンの首都・イスラマバードに隊員や物資を運ぶのが任務です。
岸防衛相「安全な退避実現に向け協力加速」(23日 13:00ごろ)
岸防衛大臣が
記者団の
取材に対し「
現地の
情勢が
急速に
流動化している。
アメリカなど関係国と
連携しながらできるだけはやく
到着させ、
邦人、
現地職員などの
安全な
退避の
実現に
向けて
協力を
加速させる」と
述べました。
岸防衛相 “在外邦人等の輸送”を命令(23日 正午すぎ)
岸防衛大臣が、アフガニスタンに残る日本人や大使館で働くアフガニスタン人のスタッフを退避させるため、自衛隊機による「在外邦人等の輸送」を命令しました。
群馬 安中付近に「記録的短時間大雨情報」 災害の危険迫る
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、群馬県では大気の状態が非常に不安定になり、安中市松井田町付近では、レーダーによる解析で午後10時までの1時間におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表し、安全を確保するよう呼びかけています。
Source: NHK
Sep 8, 2024 22:09
群馬 富岡付近に「記録的短時間大雨情報」 災害の危険迫る
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、群馬県では大気の状態が非常に不安定になり、富岡市妙義町付近ではレーダーによる解析で午後8時40分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表し、安全を確保するよう呼びかけています。
Source: NHK
Sep 8, 2024 21:09
日向灘地震1か月 新たなリスクと南海トラフ巨大地震への影響は
宮崎県で最大震度6弱を観測した日向灘の地震の発生から、8日で1か月です。専門家による分析で、周辺では「割れ残り」による大地震のリスクが見えてきています。一方、これまでに、南海トラフ巨大地震への直接的な影響は確認されていませんが「リスクは着実に高まっている」と専門家は警鐘を鳴らしています。今回の地震について、わかっていることをまとめました。
Source: NHK
Sep 8, 2024 18:09
ブラジル SNSのXサービス停止 前政権側が批判も 賛否分かれる
ブラジルでは、最高裁判所がSNSのXについて、偽情報を拡散するアカウントの規制に応じなかったことなどから、国内でのサービスを停止する命令を出しました。これに対して、ボルソナロ前政権側から表現の自由を制限するものだなどと批判の声が上がる一方、停止に賛成する意見もあり、賛否は分かれています。
Source: NHK
Sep 8, 2024 12:09
南海トラフ地震臨時情報 まもなく1か月 課題踏まえどう対応?
「具体的な情報がほしかった」「警戒心を高められた」先月8日、初めて発表された「南海トラフ地震臨時情報」。発表からまもなく1か月となり、さまざまな声が聞かれています。一方、発表後には、各地では対応がわかれる場面もありました。浮かび上がった課題とは?
Source: NHK
Sep 5, 2024 18:09
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