9月10日に左脇腹の肉離れから、およそ1か月半ぶりに復帰した佐々木投手は、24日夜、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われるソフトバンク戦で復帰後3回目の先発登板を予定していました。
しかし、発熱のため、新型コロナの感染者や濃厚接触者などを対象とする特例が適用されて、1軍の出場選手登録を抹消されました。特例の対象となった場合、球団が復帰できると判断すれば、規定の10日を待たずに出場選手登録が可能になります。
佐々木投手は、ここまで15試合に登板して7勝4敗、防御率1.78の成績で、
9月10日の復帰登板では、3回45球1失点、続く17日の登板は、3回70球3失点と徐々に球数を増やしていて、クライマックスシリーズ進出に向けた戦いが続く中、24日はゲーム差1に迫る、3位のソフトバンクを相手にチームの連敗を止めるピッチングが期待されていました。
佐々木投手に代わって、4年目の横山陸人投手がプロ初となる先発を務めます。
吉井監督は「2軍でも先発できるピッチャーがいなかったので、きょうはブルペンに頑張ってもらう。横山は先発未経験なので乱れてしまうかもしれないが、誰かがやらないといけない」と話していました。
ロッテは22日に小島和哉投手、23日は山口航輝選手と藤岡裕大選手、さらに、24日は、佐々木投手に加えて澤村拓一投手と岡大海選手も体調不良の特例で出場選手登録を抹消されるなど、主力の離脱が相次いでいます。