前線や
低気圧の
影響で、4
日朝にかけて
九州で
大雨となり
熊本県の
球磨川では
氾濫が
発生しました。5
日にかけても
西日本から
北日本の
広い範囲で
激しい雨が
降り、
局地的には
非常に
激しい
雨が
降るおそれがあります。
前線は
今月8
日にかけて
停滞する
見込みで、
引き続き大雨に
警戒が
必要です。
気象庁によりますと、
前線や
低気圧に
向かって
暖かく
湿った
空気が
流れ込んで
大気の
状態が
不安定になり、4
日朝にかけては、
九州に
発達した
積乱雲が
連なる線状降水帯がかかり
続けて
猛烈な
雨が
降りました。
この雨で熊本県では球磨川で氾濫が発生したほか、熊本県と長野県では土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
前線が停滞するため、5日にかけて西日本から北日本の広い範囲で雷を伴った激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降って、大雨となるおそれがあります。
5日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、▽九州南部で200ミリ、▽東海で150ミリ、▽近畿と関東甲信で80ミリ、▽東北で60ミリ、▽北陸で50ミリ、▽九州北部と四国で40ミリと予想されています。
6日夕方までの48時間の雨量は、▽九州南部で250ミリから350ミリ、▽東海で200ミリから300ミリ、▽九州北部と四国、近畿で150ミリから250ミリ、▽関東甲信で、100ミリから200ミリと予想されています。
前線は今月8日ごろにかけて停滞し、さらに大雨が続くおそれもあります。
気象庁は引き続き土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。